ウラタクブログ

世界一周して東京のスタートアップで働く、滋賀県が大好きな25歳独身男のブログ。

【書評】世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

こんにちは。夏真っ只中のこのタイミングだからこそ、何度も挫折してきたダイエットと改めて向き合おうと思い、ダイエットや食生活に関する本を紹介していければいいなと思います。

今回の本はこちら。

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

f:id:takuya3924:20180723223127j:plain

世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事

著者:津川友介

発行:東洋経済新報社

発行日:2018/4/26

Amazonの評価がめちゃくちゃ良かったのですぐにポチって購入。1時間くらいでスラスラ読めてしまいました。

著者の津川さんは東北大学医学部、ハーバード大学を卒業し、現在はカリフォルニア大学ロサンゼルス校にて内科学助教授をされている方。本書は、著者の医学的視点と、科学的根拠に基づく主張により書かれている食事に関する本で、主に「健康な体を作るための食事」について書かれています。

ここでいう「健康な食事」というのは「がんや脳卒中などの病気になりにくく、長生きできる食事」という文脈で書かれていることが多く、直接的にダイエットやシェイプアップについて書かれていることはほとんど無いですが、コラムなどでダイエットなどにも触れてくれています。

この本の3ポイントまとめ

①健康な食生活において大切なのは、成分ではなくて食品である

②食事量を減らすのではなく、健康に悪い食品を健康に良い食品と置き換えれば良い

③健康に良いかどうかのエビデンスは「レベル」が大切

どういうことか、説明をしていきます。

健康な食生活において大切なのは、成分ではなくて食品である

食事を考えるときに、肉や野菜といった「食品」と、リコピンや糖分といった「成分」の2つの考え方があるが、最近は食品が重要であって成分はあまり重要ではないとされるようになってきてるという。

例えば果物に含まれる「果糖」は血糖値を上げるという点では健康に良いとは言えないものの、果物そのもの、つまり「食品」としては、健康に良い食品であるという十分なエビデンスがあるという。フルーツジュースのように果物の中の果糖を抽出して摂取すれば血糖値はあがるものの、果物を丸ごと食べれば血糖値はそれほど上がらない。

こういった、同じ「成分」を摂取しているかよりも、どんな「食品」を摂取しているかの方が健康への影響が高いというのが近年の研究の主流になってきているという。

食事量を減らすのではなく、健康に悪い食品を健康に良い食品と置き換えれば良い

つまり、食事制限をしたり、どの成分を多くとってどの成分を控えるといった考え方ではなく、純粋に健康に良いとされる食品を食べ、健康に悪いとされる食品を控えればよいということ。その食品についても、以下のように具体的にまとまっている。

健康に悪い食品

①白い炭水化物(白米など)

②赤い肉

③バターなどの飽和脂肪酸

健康に良い食品

①魚

②野菜と果物

③茶色い炭水化物(全粒粉や蕎麦など)

④オリーブオイル

⑤ナッツ類

健康に良いかどうかのエビデンスは「レベル」が大切

当然健康に良い悪いの信憑性にはエビデンス(証拠)が大事であるが、筆者によるとエビデンスにもレベルがあるそう。

一般的にこの手の研究には「ランダム化比較実験」と「観察研究」の2種類があり、ランダム化比較実験に基づいた主張のほうが信憑性が高いとされている。

また、この2種類の方法のうち複数の種類を組み合わせた研究を「メタアナリシス」と呼び、メタアナリシスに基づいた主張が最も信憑性が高く、本書で挙げられている健康に良い、悪いの主張に関してはメタアナリシスを元にした信憑性のある主張がほとんどである、と筆者は書いている。

まとめ

①健康な食生活において大切なのは、成分ではなくて食品である

②食事量を減らすのではなく、健康に悪い食品を健康に良い食品と置き換えれば良い

③健康に良いかどうかのエビデンスは「レベル」が大切

終始一貫として、その食品は本当に健康に良いのか、その根拠は何なのか(信憑性のある研究結果なのか)、について書かれていおり、非常にシンプルでわかりやすい本だった。成分や栄養素などを気にすることなく、「これを食べれば良い」「これは食べてはいけない」とシンプルに考えたい人にとっては良い本なんじゃないかと思う。

www.urakawatakuya.com

www.urakawatakuya.com

www.urakawatakuya.com