ウラタクブログ

世界一周して東京のスタートアップで働く、滋賀県が大好きな25歳独身男のブログ。

全ての選択肢を比較検討するのは、無駄。

最近、プロ棋士の羽生善治さんの本を読んでいます。将棋のめっちゃ強い人です。

決断力」「大局観」「直感力」という3つの本。

本のタイトルからもわかるように、大局を呼んで、直感を信じて、決断することが大事ですよ、というそのまんまの内容です。

大局を読むこと

将棋の手って、1つの局面に対して大体約80通りくらいあるんですが、プロの棋士はその全ての打ち手を考えているわけではないんです。もし全ての手を考えているとすると、2手先を読むだけで80×80=6,400通り、3手先まで読むと512,000通りという果てしない数字が出てきます。

じゃあ何が必要なのかというと、瞬時に80通りの中から有力そうな手を3つくらいに絞ることなんだそう。すると3手先まで読んで27通り、5手先まで読んでも243通りくらいに収まるんですね。

そしてその3手に絞るために必要なのが「大局観」

要は全体や流れをざっくり掴み、大事なポイントを把握することです。これはもう、経験や勘で掴むしかないわけです。これまで何回も同じような局面を経験してきたり、直感的にこれがポイントだな、と感じたものを信じる。

全ての選択肢を比較検討するのは、無駄

上の将棋の例は結構極端かもしれませんが、日常生活やビジネスの場でも答えの出ない問いや、無数の選択肢に困ることもかなりあると思います。ただ、だからといって全ての選択肢をMECEに洗い出して、それぞれのメリットデメリットを考えて、その上で何がベストか議論しましょう・・・なんてことをしているうちに日が暮れてしまうと思うんですね。日どころか年が明けてしまう可能性もあります。

そんな時に大事にしたいのが「直感」です。

100ある選択肢の中からNo.1の選択肢を探すためにあれこれ考えるのに時間と頭を使うよりも、直感的にピンと来たものが上位30%くらいに入っているなと感じたらサクッと決断をして、その選択に後悔をしないような行動をすればいいと思うんですよね。

僕は昔から数学が大好きで、大学も数学科に入ったくらい超ロジカル信者だったんですが、最近はこういう考え方にすごく共感できるようになりました。

www.urakawatakuya.com

例えば結婚。「この人と結婚したいな」と思う人がいるのに、「でもまだ他のいい女の子がいるかもしれんから」と思って色んな子に手出して「なんか違うなあ」を繰り返すより、「よしこの人を幸せにしよう」と思ってそのためにできることを尽くしたほうが確実に幸せになれると思うんです。結婚したことないので全然わかりませんけど。

例えば就活。いいなーと思ってる企業に内定もらってるのに、「とりあえず他も何個か内定もらってからゆっくり考えよう」「一応大手も見てみよう」でダラダラ就活を続けるよりも、内定出た瞬間にピンと来たのであれば「アザス!」て言って即承諾して、その会社で貢献するための勉強なりインターンなりをさっさと始めたほうがいいと思います。

直感を大切に

最近は後輩の就活の相談とかも受けるようになってきたので、上のような話をよくします。ちょっと極端な言い方すぎるのでもう少しやんわりはしてますが。

昔は何も考えずに直感で動いてるような人に対して「あほちゃう」と冷めた目で見ていることが多かったんですが、最近は、なかなか決断できずにもごもごしていたり、人に意見を乞うような人を見ていると「なにしてんねんろ」と思うようになりました。

どっちがいいのかどうかは正直よくわかりません。でも羽生さんの本を読んでいて、最近僕が感じていた上のような感覚は大事にすべきことなんだなということを再認識できたので、これからしばらくは「直感派の人間」で生きていこうと思います。

仕事で言うと、今の会社の他にも素敵な会社や羨ましいと思う会社もたくさんありますが、1年前の直感を信じてまずは選んだ道を正解にできるように精進しようと思います。

意識高めのブログでした。