ウラタクブログ

世界一周して東京のスタートアップで働く、滋賀県が大好きな25歳独身男のブログ。

【読書メモ】師弟 / 野村克也・宮本慎也「プロ野球で生き残るための15か条」

大好きな野村監督が、ヤクルト時代の教え子で元日本代表キャプテンの宮本慎也と本を出していたのですぐに買ってしまった。野村監督の考えや、宮本がその教えをどのような場面で感じたのか、生かしてきたのかなどが書いてある本。

その中から印象に残ったことをメモしておきます。

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プロセスなき成功は失敗よりも恐ろしい

これはほとんどの野村監督の本で書かれてあることですね。要は意図せず偶然結果が出た時は、振り返りや反省の材料がなく、次に生かしたり成長することができないので危険だ。ということ。

宮本はこのことに対して以下のように述べています。

スポートの世界では時に「勝っちゃった」という自体が起こります。それを自分の力だと勘違いしてしまうと、そこから不幸が始まります。永遠に埋まらないギャップに悩み続けることになるのです。 成功が人を作ることもありますが、やはり、まずは結果にふさわしい人間になる、結果が出て当然と思える取り組みをすることが先決だと思います。

今の自分に足りていない要素なのでハッとしました。決して日々いい結果が出ているわけではないですが、偶然の成功に期待するのではなく、結果が出て当然と思える取り組みを続けることにフォーカスしていかないといけませんね。

プロ野球で生き残るための15か条

  • 第1条:人と同じことをやっていては人並みにしかなれない

  • 第2条:目的意識と目標意識を持つことが最も重要である

  • 第3条:常に自信をもって挑む

  • 第4条:「プロ意識」を持ち続ける

  • 第5条:人真似(模倣)にどれだけ自分のαをつけ加えられるか

  • 第6条:戦いは理をもって戦うことを原則とする

  • 第7条:状況の変化に対し、鋭い観察力、対応力を持っていること

  • 第8条:セールスポイントを1つ以上持っていること

  • 第9条:自己限定人間は生き残れない

  • 第10条:打者は相手投手に内角(球)を攻める恐怖を持たせ、投手は内角球の使い方がうまくなければならない

  • 第11条:鋭い勘を日頃から鍛えておく

  • 第12条:常に最悪を想定して対策を練り、備えておく

  • 第13条:仕事が楽しい、野球が好きだ、の感覚を持て

  • 第14条:時期時期にやるべきことを心得ている

  • 第15条:敗戦や失敗から教訓を学ぶこと

完全にビジネスの世界でも当てはまると思います。特に7条、11条のような勘や洞察力を磨くことはすごく大事だなと感じています。野村監督が繰り返し使う言葉に「人間の最大の悪は鈍感」というものがありますが、いろんな事に敏感であり、人よりも視点高くもって日々努力しないといけないと思いました。

中心なき組織は機能しない

これもどの本にも書いてある言葉です。

かつてのV9時代の巨人では、ミスタージャイアンツ・長嶋茂雄と世界のホームラン王・王貞治のONコンビがチーム内で誰よりも練習をしていたそうです。それを見て若手選手が「あの二人があれだけやっているのだから俺なんかがうかうかしていられるはずがない」と必死に練習に取り組んだそうです。

結果でも態度やプロセスでも超一流なのが本当のチームの中心と呼ばれる人間。目指すべきはそこですね。

野村監督の本は組織やチームを束ねる人にはすごくオススメ!

野村監督の本には、野球の哲学だけでなく、組織やチームを束ねるリーダーとしての心構えや、1人の人間として・プロとしてどうあるべかという内容も丁寧にわかりやすく書かれています。というかむしろそっちのほうが圧倒的に多いです。

読んだことない人はまずは一冊。野村監督のことをある程度知っている人は2~3冊一気にまとめて読んでみてください。

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