ウラタクブログ

世界一周して東京のスタートアップで働く、滋賀県が大好きな25歳独身男のブログ。

「鬼速PDCA」から学ぶ、目標設定と計画の11つのステップ

最近話題の「鬼速PDCA」が良書だったのでレビューします!!

今回はその中から、「目標設定と計画の手順」についての解説です!

鬼速PDCAとは?

鬼速PDCAとは、株式会社ZUUの代表取締役社長兼CEOの富田和成さんの著書で、富田さんの実体験ベースでのPDCAの回し方について詳しく丁寧に書かれてある本です。

株式会社ZUU 代表取締役社長 冨田和成

大学在学中にソーシャルマーケティングにて起業。2006年に一橋大学を卒業後、野村證券株式会社に入社。支店営業にて同年代のトップセールスや会社史上最年少記録を樹立し、最年少で本社の超富裕層向けプライベートバンク部門に異動。その後シンガポールへの駐在とビジネススクールへの留学やタイへの駐在を経て、本店ウェルスマネジメント部で金融資産10億円以上の企業オーナー等への事業承継や資産運用・管理などのコンサルティングを担当。 2013年3月に野村證券を退職し、株式会社ZUU代表取締役に就任。現在は日経マネーなど複数のメディアにて連載を持つなど、本業とシナジーのある分野において金融専門家としての活動も行っている。

あとから振り返りができる形で目標を立てる

本書にはまず世間が持つPDCAへの誤解が書いてありました。その中で今回のテーマでもある「P(計画)」についての誤解が以下。

PDCAと聞いて真っ先に、検証フェーズをボトルネックと考える人が実に多い。(中略)ただ、そういった人たちの話をよくよく聞いてみると実は計画の段階で曖昧な計画しか立てておらず、その結果、振り返りがしたくても大雑把な振り返りしかできていないというケースがほとんどなのだ。

僕も含めて、この本を読もうとしている人はこの一言にハッとする人もいるのではないでしょうか。

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これには思わず僕も赤線でチェックを入れ、「あるある」と記入してしまいました。笑

目の前の仕事にがむしゃらに取り組んだはいいものの、あとあと振り返ろうとしたときにそれが振り替えれる形としてアウトプットされていなくて、感覚的な振り返りしかできなくて結局課題や改善策が見つからないままなんとなく仕事を進めてしまっていた経験のある人も多いのではないでしょうか?

鬼速PDCAでは、それを防ぐためにまずは計画フェーズが重要だと書いています。

鬼速PDCA流、目標設定と計画の9つのステップ

計画フェーズではまずは最終的に到達したい山頂を極める。これをしないと何も始まらない。そしてそのゴールはできるだけ具体的であるべきだ。 定めるゴールは「いつかできるだけ高い山に登る」といった曖昧なものではなく、「1年後の今日、あの山の山頂に立つ」というくらい明確にすべきである。なぜならゴールがはっきりすることで現在地とのギャップが明確になり、ギャップが見えれば自分がこの1年間で成すべきこと、すなわち数々の課題や取るべきルートが見えてくるからである。

①ゴールを定量化する(KGIの設定)

まずは最終的に到達したい山頂、つまりゴール(KGI)の設定をしましょう。KGIとはKey Goal Indicatorの略で、要は「目標達成の鍵となる指標」というぐらいの意味。

KGI設定のポイントは

1.期日を決めること

2.定量化すること

の2つ。

例えばダイエットであれば、「この夏は痩せて海に行きたい」というものではなく「6月30日までに体重65kg、体脂肪率15%にする」、英語の勉強であれば「12月のTOEICで800点を取る」といったような具合。

定量化しにくいような目標、例えば「我が子に好かれたい」でも「今月中に、週に3回一緒にお風呂に入るようになる」といった定量的なKGIを置く。こうすることで目標がかなり具体的になる。

②現状とのギャップを洗い出す

KGIがTOEIC800点であれば、「前回のTOEICは600点だったので、200点アップしないといけない」というような具合。

③ギャップを埋める課題を考える

ステップ②で洗い出したギャップの元になっているような課題を思いつくだけ挙げてみよう。

長文を読むのに時間がかかる、分からない単語が多い、リスニングが弱い、集中力が切れてしまう、時間が足りない

こんな風に思いつく課題を挙げてみる。

④課題を優先度付けして3つに絞る

リストアップした課題に優先順位を付けて3つに絞ってみよう。優先度の付け方として本書でオススメしているのはどの課題を解決すれば最も効果がありそうか?という「インパクト」、最も速く解決できるのは?という「時間」、どれが最も取り組みやすいか?という「気軽さ」の3つ。

3つの選び方は、

◉インパクトの最も高いものを最低でも1つ選ぶ

◉インパクトが劣っていても短い時間でできそうなものがあれば選ぶ

◉同列の課題が並んでいたら気軽さを基準にして絞り込む

を参考にすると良いでしょう。

⑤各課題をKPI化する

KPIとはKey Performance Indicatorの略で、つまりは目標(KGI)達成の鍵となる結果目標のこと。

例えばステップ④で絞られた課題が「わからない単語が多い」であれば、KPIを「単語練習アプリの正解率を60%から80%にする」というような具合。

KPI化するときの注意点は以下の2つ。

◉できるだけ頻繁に検証でき、なおかつ成果がその数値に正確に反映されるものであること

◉KPIはあくまでも「目指すべき結果」であって、行動の目標ではないということ(例えば、「単語帳の単語を毎日100個音読する」はKPIではない)

そして課題からそれぞれ設定されたKPIのうち、最も優先度の高いKPIを「最重要KPI 」として定めておきましょう。

⑥KPIを達成する解決案を考える

こちらはステップ③「ギャップを埋める課題を考える」と同じような考え方で、KPIを達成できるための具体的な解決案を洗い出す。KPI毎に1~3個くらいの解決案が思いつくはず。

例えば「単語練習アプリの正解率を60%から80%にする」というKPIに対しての解決案は「単語帳を買ってひたすら覚える」「テストで間違った単語リストを作る」などになる。

⑦解決案を優先度づけする

ステップ④「課題を優先度付けして3つに絞る」と同じ基準でKPI達成のための解決案を優先度をつけて絞り込む。

⑧解決案をDOに変更する

PDCAのD「DO」がここで登場します。DOとは文字通り行動のこと。解決案を具体的な行動レベルにまで落とし込みます。

「単語帳を買ってひたすら覚える」という解決案に対して具体的な行動は「単語帳を買う」「毎晩寝る前に単語帳を見る」「毎日5ページ分を暗記する」という具合。

⑨DOに優先度をつけ、やることを絞る。

これまでと同様に優先度を付け、何をやるのかを絞ります。それをやらないと他のDOが始まらないこと「単語帳を買う」などは当たり前ですが無条件に選びます。

⑩DOを定量化する

各DOに対し、どれだけ計画を実行できたかという指標(KDI)を設定します。KDIとはKey Do Indicatorの略で、KGI、KPIと同様に行動の定量指標となるもの。著者の富田社長が自ら命名したそうです。

「毎日5ページ分を暗記する」というDOを定量化(KDI化)すると、例えば「毎日5ページ分の単語を3回声に出して音読する」という具合になります。ポイントは「それがどの程度実行できたかどうかを振り返れる指標になっているか?」という点です。「毎日5ページ分を暗記」できたかどうかは正直振り返りが難しいですが「毎日5ページ分の単語を3回声に出して音読する」というKDIを定めることで「今日は2周しかできてないから67.7%の達成率だな」というようにどれだけ実行できたかを振り返ることができます。

⑪DOをTODOに落とし込む

DOを「実行の際に迷わないレベルまで分解する」のがこの最後のステップです。TODO化されたかどうかの基準は、スケジュール帳に書き込めるレベルになっているかどうかです。DOがTODOレベルに分解されると、もはや言い訳の余地がないので必然的に「もうやるしかない」という気分になります。

まとめ

f:id:takuya3924:20170515000934p:plain いかがだったでしょうか?

最初は少し時間がかかりますが、この11のステップを踏むことで「あとから振り返りがしやすい」「実行しやすい」目標・計画を立てることができます。

興味のある方は「鬼速PDCA」をぜひ読んでみてください!

www.urakawatakuya.com

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