ウラタクブログ

世界一周して東京のスタートアップで働く、滋賀県が大好きな25歳独身男のブログ。

就活生は知らない、採用活動における人事のたった3つだけの悩み

僕は現在旅人採用という人材紹介サービスを運営しています。また、前職では中途採用向けの求人サイトの営業と、自社の新卒採用を掛け持ちで担当していました。

そこで今回は僕がこれまでの経験や色んな人事の声を聞いて感じた、なかなか就活生/求職者が知らない、人事や採用担当者の3つの悩みを紹介したいと思います。こういう裏側や実情を知ることは、間違いなく自分の就職活動/転職活動にプラスになると思います。

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大前提|企業からすれば「就職活動」ではなく「採用活動」である

悩みを紹介する前に、大前提として押さえておきたいのがこのポイントです。みなさんは自分のための「就職活動」をしているはずですが、企業や人事、採用担当者からすれば自社のための「採用活動」です。あなたが何をしたいのか、どこに行きたいのかには興味はなく、悩みを聞いたり応援してあげたいわけではありません。シンプルに「活躍できるいい人」を採用したいのです。

主語を自分から企業や人事に置き換え、このシンプルな大前提を理解することが、就活をスムーズに進める上で大切です。

ではこの前提を踏まえた上で「じゃあ企業の人事/採用担当者は、採用活動においてどんな悩みを持っているの??」というお話に入りましょう。

人事の悩み①いい人(優秀な人)がいない

ここで言ういい人(優秀な人)は「採用したい人」と定義します。能力やカルチャーフィット、学歴や経験なども全て含めて「欲しい人材がいない」という悩みです。これはだれでも想像できる悩みかと思います。

いないというのは、この世にいないということではなく、出会いの話です。量×質の2軸で、いい人との出会いがないことがまず一番の悩みです。

そしてこの出会いの量や質を担保するために、様々な採用サービスやビジネスが存在します。他にも、外部のサービスを使わなくても自社でできる工夫や様々な採用手法が存在します。人事はそういった様々な採用手法を駆使して「いい人」と出会うために試行錯誤してるんですね。

人事の悩み②お金がない、予算が厳しい

実は採用活動にも予算というものが存在します。営業に売上目標があるように、人事や採用活動にも「今年は◯人採用しましょう。ただし使っていい予算は☓☓万円までです。」というようなものです。実は採用活動はこの予算との戦いなのです。

そして採用活動にかかるお金にも2種類があります。直接費用と間接費用です。簡単に紹介します。

採用にかかる直接費用

①でも紹介したように、採用活動をサポートする様々なサービスが存在します。

例えばリクナビやマイナビなどの求人媒体に広告を出すと数十~数百万円の広告費が、人材紹介サービスで人材を紹介してもらうと1人あたり数十万円の紹介フィーが、合同説明会に参加すると出展料が発生します。こういった出会いや応募に直接関わる費用のことをまとめて直接費用とします。

採用にかかる間接費用

実は採用活動には直接費用以外にもたくさんのお金がかかります。自社の採用ページを作るための制作費、地方へ説明会へ行くための交通費や宿泊費、優秀な人材をクロージングするための食事代や交際費、インターンシップをやっている会社であればその運営費などです。これを間接費用とします。

1人あたりの採用単価が大切

最初に説明したように「◯人で☓☓万円です」という予算の中で採用活動を行うので、1人あたりどれだけお金がかかったのか?という「採用単価」が人事の重要な指標になります。できるだけお金をかけずにいい人を採用をしたいわけです。ちなみに新卒採用における採用単価の相場は、会社にもよりますが、だいたい一人あたり50~100万くらいと言われています。

となると、地方の就活生/求職者は必然的に不利な条件にあることがわかってきますよね。東京の企業がお金をかけて地方に行くとどんどん採用コストが膨らんでいくわけなので、基本的には地方での採用機会は平等に提供されません。東京だけだといい人に出会えないから次は大阪へ、その次は名古屋、福岡へ、という風に考えるのが自然な流れです。

人事の悩み③工数(手間)をかけたくない

最後の悩みがこれです。要は「めんどくさいことはやりたくない」ということです。

採用活動にはお金以外にも、かなりの工数がかかります。例えば、応募条件を考えたり、求人広告の原稿を書いたり、応募者の書類選考をしたり、面接をしたり、移動や説明会を開いたりなどです。

ベンチャーなどでは人事を専門に置いていない会社もたくさんあり、通常業務の傍らで採用活動をやっている会社もかなり存在します。人事担当が専任でいる会社でさえも、面接には他の社員をアサインしたり、長時間の移動を渋ったりするケースはかなりあると思います。

これを解消するための方法として、学歴フィルターを儲けて選考の手間を省いたり、エントリーシートでふるいにかけることで無駄な面接の手間を省いたりします。

逆に、なかなかいい人と出会えない企業やお金のない企業は、エントリーシートをなくしてまずは全員と会って面接をしたり、きちんと自社の理解を深めてもらうために社長を説明会に呼んだりと、それなりの工数(手間)をかけるなどの工夫をします。それが他社との差別化に繋がるからですね。

採用用件にあった「いい人」だけを紹介してもらう人材紹介サービスも手間を省く手法の1つです。僕が運営している旅人採用も人材紹介サービスの一種です。

まとめ

いかがでしたか??人事が抱えてる採用活動における大きな悩みはこの3つです。この辺をしっかり理解し、人事や企業の事情を知った上で就職活動・転職活動に臨めるとなんとなく有利に進められると思いませんか?

とにかく就活の本質は、一番最初に説明した「就職活動」ではなく「採用活動」であるということです。この前提をしっかりと頭に入れておきましょう!

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