ウラタクブログ

渋谷のベンチャーで働く、20代中堅社員のブログ

いい会社に入るよりも、いい会社を作る方が楽しい。

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僕が働いている株式会社TABIPPOは、昨日の2019年04月10日をもって、法人化からまる5年が経ちました。

僕が入ったのは2015年の冬なので、入社して3年半が経ちました。

今回はこの区切りの5年というタイミングで、僕がTABIPPOで働いている理由や日々考えていることについて割とまじめに綴ってみようと思います。

いい会社に入るよりも、いい会社を作る方が楽しい

僕が働く上で大切にしている考え方が「いい会社に入るよりも、いい会社を作る方が楽しい」ということです。

仕事がら、「旅人採用」というサービスを運営しており、そこで学生たちの就活相談に乗ることが多いのですが、どんな「働き方をしたいのかわからない」という声をよく聞きます。

そんなことは人ぞれぞれ色んな意見や考え方があって、どれも正しいと思いますが、僕なりの答えは上の言葉になります。

会社というのはビジネスや経済活動を通して世の中に価値を生み出すための仕組みであり器であり、同じ想いをもった人たちが1つのビジョンの実現に向かって進んでいくためのチームだと思っています。

最近は、フリーランスやノマドワーカーといった、組織の枠組みに囚われずに個人として活躍する生き方や働き方がフィーチャーされてきており「会社員」という組織に属してビジネスライフを送ることが必ずしも正解という世の中ではなくなってきました。

ただ、僕個人としては、やはり組織に属しながらチームとして働くことに大きな魅力を感じています。

それは、同じ目標の実現に向かって仲間と共に頑張ることもそうだし、個人ではできないようなことをチームだと成し遂げられる可能性があることもそうだし、辛い時や楽しい時に想いを分かち合える存在がいることもそうだし、色んな魅力があると思っています。

日本で働く約6500万人のビジネスパーソンのうち、会社員の割合は約87%。世の中の大人の9割近くが「会社」という組織の中で働いていることになりますが、自分の仕事や所属する会社に誇りを持てる人、心から自慢できる人はほとんどいないのではないでしょうか。

僕は高校時代、将来はソニーで働きたいと思っていました。当時の日本を代表する企業であり、僕たち消費者の生活のいたるところで活躍しているプロダクトを生み出している会社で、そんな会社で働けたらどれほど誇らしいかと考えていたし、今でもGoogleやAppleなど誰もが知る超一流企業、いい会社と呼ばれる企業はたくさんあります。ただ、就職活動を始めたり、大人と接する機会が増えていくに連れて、そういった超一流企業で働く人であっても必ずしも楽しく生き生きと働いているわけではないことに気づきました。

そしてただ社会的に一流とされる企業で働くことが必ずしも正解ではないと思い始め、むしろベンチャー企業に入って小さな会社を大きくしていったり、責任と裁量を持ちながら熱量を持ってビジネスに取り組むことの方が楽しいはずだという確信を持つようになりました。

そして今TABIPPOで働いていて確信していることは「いい会社に入ることよりも、いい会社を作るほうが楽しい」ということです。

いい会社なのかはわからない、でも良くなってきている

僕がTABIPPOに入ったのは3年半前、TABIPPOが法人化して1年半が経った頃です。たしか6人目くらいのメンバーだったと思います。

その頃は本当に会社なのかと思うほどに何も整っておらず、オフィスは社員が住んでいたシェアハウスのリビングスペース、社会保険なんて入ってないし、評価制度も組織の方針も何もない状態でした。

そしてその何もない、何も整っていない状態を見て、純粋にワクワクしたことを今でも覚えています。これから俺がこの会社を作っていくのかと。

あれから3年半、色々なことにチャレンジし、自分なりに試行錯誤をしながら色んな事業に携わったり、仕組みや制度を作ったり、カルチャーを形成してきたと思っています。

最近はTABIPPOの組織運営であったりカルチャーに注目して頂くケースも増えてきましたが、それを作ったり浸透させるまでのプロセスにおいてはそれなりの貢献をしてきたと思うし、自分がいなければ違った未来になっていたのではないかと思うこともいくつかあります。

正直、事業も組織も全然まだまだの会社で、胸を張って「いい会社」と言えるかどうか、どんな人にも誇りを持って自慢できる会社かというと全くそうではありません。むしろまだ何者でもない自分たちは、奢らず謙虚に着実に進化していかないと生き残っていけないなという危機感を感じています。

ただ、多少なりとも会社が良くなってきている、前進してきているという実感はあるし、それまでの過程がすごく楽しいよ、ということは胸を張って言えます。

会社を作ることと、いい会社を作ることは違う

ついこの前、創業メンバーを除いた社内では比較的「若手」と言われるメンバーで飲み会をし、そこでも少し話したことがあります。

「自分は会社を作ったわけではないので、この会社を作ってくれたことにはすごく感謝をしている」と。

ただ、会社を作ることと、いい会社を作ることは全く別です。

作った時点でいい会社であることなんてのは100%ないので、いい会社を作る役割を創業メンバーが必ずしも担う必要はないと思います。

こんなたかだか10数人のどベンチャーにいるんだから、みんなでいい会社を作っていければいいと思うし、なんなら自分の都合のいいように自分がいいと思う会社に勝手に変えていけばいいなと思うわけです。

実際、そんなことを考えながら入社以来動いてきましたが、かなり自分の意見が反映されてきたように思います。

入社当初はあった創業メンバーだけの会議体やそれによる情報格差も廃止させたし、評価制度や組織運営ツールも自分が主導で動かしているし、担当事業は好きなように動かしていくことができるし、一緒にTABIPPOで働くメンバーも自分の意志で選ぶことができます。働く場所や時間も自由に選択することができます。

多くの会社からしたらそんなことは当たり前、まだそんなことをやっているのか、と思うような小さい変化かもしれませんが、僕にとってはそういう変化を自分で作り形にしてきた過程がすごく楽しいなと思っています。

正直まだまだ至らないことばかりで、全く誰に自慢できるわけでもないのですが、あと何年経てばどんな会社にすることができるのか、どんな事業やどんな組織を作ることができるのか、そんなことを考えてワクワクできる環境はすごくありがたいことだなと思います。

いい会社に入るより、いい会社を作るほうが楽しい。

会社を作った人じゃなくても、いい会社を作ることはできる。

そんなことを改めて考えた5周年の昨日でした。

最後に

まとまりがなく長々と書いてしまいました。

いい会社で働くことを否定しているわけではありません。当然その方が生き生きと働くことができる人はたくさんいると思うし、今僕が言ったようなこととは違う魅力がたくさんあることも理解しています。

ただ、個人的には、僕のような考え方を持って「俺はこういう会社を作っているんだけど」という話が熱くできる人が一人でも増えればいいなと思っています。

いい会社を作る過程を楽しむためには、やっぱり未完成の会社に行くのがいいと思います。その中でも、自分がこういう風に会社を変えてやろう、この会社をこうしたい、そんな風に思ってコミットできる会社をぜひ見つけて下さい。自分で作るのもいいと思います。

もしTABIPPOで一緒にいい会社を作っていきたい!!という人は、超優秀な人を絶賛探しているので、ぜひご連絡下さい。

6期目も頑張りたいなと思います。大きな成果を出したいなあ。